Skip to content

ストーリー

  

Space x Tech, Hack the Space!

私たちは新宇宙開拓時代に向けて、テクノロジーを活用し宇宙観をもって次世代のサービスを提供していきます。 

 

 

近年、人口は77億人を超え、人々に情報を届けるインフラであるインターネットは、物理的な回線のインフラ充実により網をさらに張り巡らせ、情報はソーシャルメディアを通じて相互にそしてインタラクティブに人々の精神的なつながりをも実現する至りました。今後はIoT/M2Mによる堅実な成長により、デジタル機器もネットにプラグアンドプレイされ、物理的、あるいは精神的なコネクトは、地球規模、人類規模のネットワーク化をさらに発展させるでしょう。経済的な観点で世界を見渡せば、多くの国々は発展し、格差は広がりつつありますが、中間層は拡大しており、貧困層の減少を実現してきました。テクノロジーの恩恵を受けながら、良くも悪くも人類は急速に発展し、豊かな生活を手に入れてきていると言えます。

 

しかしながら、目下ではCO2の増加などによる地球規模の環境破壊やエネルギー不足、水不足など問題など、あらゆるところに過激な進歩による歪みが生じています。今後、人口動態的な歪み、建築物の乱立、非効率な物流、あるいは情報の錯綜により、地球はさらに混み合っていきます。これらに対応するため、国家間での歩調が合わされ、持続可能な開発目標であるSDGsのような目標を設定し、そして、それを達成することで、生命の基盤である地球環境の資源を維持していくことが試みられています。逆説的にこれらを地球の視座で達成していなければ危機的状況に陥ることは容易に予想できます。

 

近年の宇宙への輸送コスト低減は、人類が新たな活動領域である宇宙へと広がる手がかりとなりました。テクノロジーの革新と宇宙領域への活動は、我々を人類としてさらに先に進めてくれる大きな要因と言えます。地球資源の観点や宇宙規模の観点からも、テクノロジーと宇宙領域の進展が、現在、我々がいるこの地点から、危機的状況を回避し、よりよい世界へと通じることが出来るものと信じ、我々は、宇宙とテクノロジーの掛け合わせである宇宙テックカンパニーを設立しました。

 

人類は宇宙への輸送の要であるロケットの発展により人工衛星から地球を観測するいわば宇宙の眼を手に入れました。これらは軍事を目的とした技術の進展でしたが、その科学的思考にはガリレオによる天体観測をはじめ、人類に便益をもたらす哲学的な思考があり、結果として多くの利益がもたらせられました。近年の人工衛星の高性能化により、宇宙から地球へのの視力が格段に向上し、またその観測頻度も多くなることで、リアルタイムな観測も実現されつつあります。想像力を働かせると、宇宙の眼である人工衛星から得られる観測データは、我々や地球に対するこれまで到達できなかった視点を与え、物体認識、空間認識を別次元で扱い問題に対する統計的な視点など、個人として、人間として、組織として、地球のなかの一員として、そして人類として、より広く深い活動を行う上での欠かせない視座を得ることが出来ます。

 

しかしながら、現状では観測データの提供には機能的・物量的な限界量があり、人工衛星の開発、及び、人工衛星輸送などには、打ち上げ輸送問題、人工衛星開発、周波数問題、デブリ、技術性能、宇宙品質の信頼性における問題など大小にさまざまな問題が点在しています。これらの問題を一つづつ解決していくことが、先に述べたよりよい世界に通じる道であると考え、それらの問題を解決、あるいは支援することが我々のミッションの一つであると考えています。

 

私たちは、世界の衛星・宇宙関連技術を日本市場に普及させ、イノベーションによるシナジーを加速させ、あらゆる産業を強化する支援をしていきたいと考えています。宇宙産業には、まさに今、さまざまな観点からサービスが創出されていますが、サービスとサービス、人と人、組織と組織、そしてモノとモノなど、その相互関係、交流、物流はまだまだ十分ではありません。私たちは宇宙テックカンパニーとして、それらを宇宙観(スペースビュー)でつなぐお手伝いをさせていただきます。 

 

Space View

スタッフ一同

en